今回のテーマは「ほめる力/ちから」
略して「褒めリョク」 芸能界を引退した島田紳助さんが昔、
「ワシ、ほめられて伸びるタイプやねん」
とテレビで言っていました。 みんな、そうなんですね。
というより、バカだぁダメだぁ言われて伸びるのは、天才だけでしょう。 天賦の才がある人は、ほめられる力(天より授かった才能)を持っていますから、誰が指導しても、伸びます。
ということは、ほめられる力を持っていない大多数の一般人へ、ほめられる力を付けてあげることが、上に立つ人の役割。
ほめられ力です。 では、どうやって、ほめられる力を付ければいいかというと、それが、ほめる力です。 ほめる力とは?
何回ほめてあげられるか?の回数
です。 昨日、今日、誰かを、何かを、自分を、何回ほめましたか? その回数が、ほめる力です。
質は関係ありません、数
です。ゼロ回なら、ほめる力=ゼロ。
10なら、ほめる力=10という単純な話。 ただし、ほめて伸ばすということではありませんよ? ここがダメだから、こうするようにと指導しなければならないこともあります。 それを試させてみて、まず試したこと自体をほめる。それができるかどうか?ということです。
ダメ出し1回、ほめて1回で、プラスマイナスゼロですからね。叱ったり、怒ったりする回数以上に、ほめる!
それが、ほめる力です。
END